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【イーザッカマニアストアーズ】ズーティー社長・副社長ってどんな人?なぜ破産?閉店に見る創業者の覚悟と想い

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「イーザッカマニアストアーズ」って、一度は見たことある名前じゃないですか?
神戸発のこのファッションブランド、20年以上愛され続けて、楽天のランキングでも常連だった実力派なんです。

でもそんな人気ショップが、なんと2025年に突然の破産。
ファンの間では驚きとショックの声が広がりました。

そこで今回は、その裏側でブランドを動かしていた社長・今石雄介さんと副社長・浅野かおりさんがどんな人なのか、そして閉店に至るまでのリアルな背景や想いをご紹介します!

目次

ズーティー社長・副社長ってどんな人?イーザッカマニアストアーズを動かした2人の素顔

イーザッカマニアストアーズといえば、おしゃれ好きな人なら一度はチェックしたことがあるブランドではないでしょうか?

私はおしゃれではないです

余計な事言わなくていいです


楽天市場などで長年人気を集めていたこともあり、ファン歴が長い方も多いのではないかと思います。

そんなブランドを支えてきたのが、ズーティーの社長・今石雄介さんと副社長・浅野かおりさんのおふたりです。

まずは、副社長の浅野かおりさんについてご紹介します。


副社長・浅野かおりの経歴と人物像

浅野かおりさんは、ズーティーの副社長としてイーザッカマニアストアーズの立ち上げに関わった創業メンバーです。

2002年に今石雄介さんと共に会社をスタートし、楽天市場に出店したところから物語が始まりました。
ネットで服を売るというスタイルがまだ珍しかった時代に、新しい挑戦をしていたのですね。

浅野さんの魅力は、何といっても人間味のある言葉や考え方です。
実はご本人いわく、人見知りな性格だそうですが、「だからこそ、ちゃんと喋ろうと努力してるんです」と話されていました。
ラジオ番組でも「人見知りだから、喋るんです(笑)」と語る様子が印象的でした。

また、スタッフに対しても「面白さは個性から生まれる」と伝えていたそうで、実際にメルマガやサイトの文面も、スタッフのキャラクターを大切にした構成になっていました。

そりゃぁ、濃いファンがつくわけですよね

浅野さんの考え方が、ブランドの独自の世界観を作り上げてきたのだと感じます。

今石雄介社長の経歴とビジョン

今石雄介さんは、ズーティーの代表取締役社長であり、イーザッカマニアストアーズのもうひとりの創業者です。

2002年に浅野かおりさんと共に会社を立ち上げ、ネット通販がまだそこまでメジャーでなかった時代に、ファッションECという新たな市場を開拓しました。
楽天市場では長年にわたって上位にランクインし、「楽天ドリームを掴んだショップ」として業界でも注目されてきた存在です。

今石さんはどちらかというと“仕組みを作る人”という印象で、現場の運営や企画の立ち上げなど、会社の根っこの部分を支えてきました。
本人も「会社の未来を作るには、まず“人”と“組織”を強くしなきゃいけない」と語っており、50億円の売上を超える未来を見据えて組織づくりに力を入れてきたそうです。

ただ、今石さんも現状に満足していたわけではありません。
「全部“まあまあ”で止まっている」と語り、メルマガやサイトも“綺麗にまとまりすぎていて面白くない”と感じていたようです。
実際に、自らメルマガやトップページの作り直しを決断し、「もう一度ゼロから面白さを作り直す」と覚悟を見せたエピソードも印象的でした。

経営者としてだけでなく、“ブランドの本質”を見失わない姿勢が、今石さんの魅力だと感じました。

お互いの良い点がお互いを補っている気がしますね

次は、そんな2人が作り上げた会社「ズーティー」について見ていきますね!


「ズーティー」とはどんな会社?神戸発ブランドの正体に迫る

「ズーティー」は、神戸に本社を構えるファッション系の企業で、イーザッカマニアストアーズをはじめとする複数のブランドを展開してきました。
オリジナルブランド「zootie」や「MIMIMEMETE」など、可愛くて機能的なアイテムを多数発信し続けていた企業です。

ズーティーの大きな特徴は、「着ることの楽しさを届けたい」という思いを軸に、20年以上にわたってECと実店舗をバランスよく展開していたところです。
最盛期には神戸・大阪・横浜に7つの実店舗を持ち、さらに東京にも事務所を設立するなど、かなり勢いのある会社でした。

さらに、ズーティーは「ファッションの悩みを解決する」という新しいスタイリングサービスにも挑戦しており、2014年には「zootie styling lab」をスタート。
おしゃれに不安を持つ人たちに寄り添う姿勢が、たくさんの支持を集めていました。

そんなズーティーが、なぜ破産に至ってしまったのか?
次のパートでは、閉店に至る背景を掘り下げていきます。


なぜ破産?閉店の理由と背景を徹底解説

ズーティーが運営する「イーザッカマニアストアーズ」は、2025年4月15日をもってすべてのECサイトで閉店となりました。
実はその日、会社として正式に破産手続きに入ったことも公表されています。

ここでは、なぜ人気ブランドが破産に至ったのか、その背景を見ていきましょう。


売上40億円からの転落劇…破産の直接要因とは

直近の決算では、ズーティーは年商40億円前後を維持しており、数字だけを見れば“順調そう”にも見えました。
しかし、その裏では物流への投資や販促費の増加、製造コストの上昇など、大きな負担が積み重なっていたようです。

特にアフターコロナによる生活スタイルの変化や、円安による仕入れコストの上昇、そして海外の格安ファッションECの台頭などが重なり、経営は次第に厳しい状況に追い込まれていきました。

浅野さんは「これまでのようにやっていても、お客様に響かない」と感じていたそうで、根本的な改革を進めようとしていた最中だったとも言われています。

次は、そんな中でもブランドとして評価されていた楽天SOYでの功績について触れていきます。


楽天SOY受賞の裏にあった“見えない苦悩”

イーザッカマニアストアーズは、2024年の「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー」で総合4位を受賞するほどの有力ショップでした。
同時に「レディースファッション大賞」や「ラ・クーポン大賞」など、複数の部門でも表彰されており、表面的には“勢いのある人気ショップ”というイメージがありました。

でもその裏では、販促にかかる費用や人件費、そして変化するユーザー層とのズレなど、見えにくい苦悩があったようです。

楽天のトップショップとしての責任感がある中で、「私たちが変わらなければ、業界がつまらなくなる」と、自分たちを犠牲にしてまでイベントに参加していた姿勢からも、会社としてのプレッシャーは相当だったことがうかがえます。

では、そんな彼らが閉店をどう受け止めたのか。
次は、実際のコメントを見てみましょう。


閉店発表時のコメントににじむ創業者の想い

閉店が発表されたのは2025年4月14日。
その際にスタッフ一同が出したコメントには、こんな言葉がありました。

「これまでの皆様からのご支援に心より感謝申し上げます。約25年間、誠にありがとうございました。」

浅野さん自身も、Yahooニュースの取材で「本日、破産手続きに入ることになりました」と語っています。
ブランドを愛してくれた人たちに対して、最後まで誠実に伝えようとする姿勢がとても印象的でした。

次は、閉店の中でも印象的だった企業文化や価値観について触れていきます。


熱い企業精神とこれからの展望

ズーティーが愛された理由は、商品だけじゃなくて“ブランドの中にある空気感”や“人の想い”だったように思います。
ここでは、ズーティーがどんな価値観を大切にしていたのか、そして閉店後、2人が何を考えているのかを見ていきましょう。


「仏滅セール」から見えるユニークな企業文化

ズーティーといえば、ちょっと変わったキャンペーンも話題になりました。
たとえば「仏滅セール」なんていう、かなり攻めた企画も実施していたことがあります。

浅野さんいわく、「ちょっと怒られるかもってくらいの方が、印象に残るし面白い」んだそうです。
もちろん悪ふざけではなくて、どこか愛嬌があって、ファンの心にちゃんと響くような内容でした。

「全員に好かれるよりも、熱狂的に好きでいてくれる人を大事にしたい」
この価値観こそ、イーザッカマニアストアーズの“らしさ”そのものだったのかもしれませんね。


イーザッカマニアは何を残したのか?ファンと築いた信頼

閉店は残念な出来事ではありますが、それでもイーザッカマニアストアーズが残してくれたものはたくさんあります。
「若い頃から使ってた」「親子でファンだった」など、3世代に渡って愛されていたというエピソードもありました。

たとえば、「年齢に関係なく、いつでも着られる服を届けたい」という想いから、一般モデルを公募する「カモン3世代」という企画を立ち上げたこともあります。
こうした試みの一つ一つが、ファンとの“あたたかい関係”を築いていたのだと感じます。


今後2人が目指す未来とは?“再出発”へのヒント

現時点で、今石さんや浅野さんの今後の活動はまだ明らかにはなっていません。
でも、これまでの行動や発言を見ると、きっと“もう一度、何かを形にする”準備をしているのではないかと感じます。

「失敗しても、ゼロからやり直せばいい」
そんな言葉が似合う2人だからこそ、次のステージでも私たちに何かを届けてくれるはずです。

よくある質問とその答え(Q&A)

Q: イーザッカマニアストアーズの社長・副社長ってどんな人?
A: 社長の今石雄介さんは、会社の仕組みや組織作りを重視するタイプで、「まあまあじゃ面白くない」という信念のもと改革を進めてきた方です。副社長の浅野かおりさんは、人見知りながらも現場感覚を大切にし、スタッフの個性を引き出すリーダーでした。

Q: ズーティーが破産した理由はなんですか?
A: 見た目の売上は安定していたものの、物流コストの増加や販促費の負担、円安による原価上昇などが重なり、経営が厳しくなっていたようです。加えて、海外の格安ファッションECの台頭など、競争環境も大きく影響したと考えられています。

Q: なぜファンが多かったのに閉店になってしまったの?
A: ブランドとしての人気や信頼は非常に高かった一方で、収益面での課題が大きかったようです。浅野さん自身も「お客様に響く内容を届けるには、もっと根本的に変わらなければ」と語っていたことから、ブランド改革の途中での苦渋の決断だったと推測されます。

Q: 「仏滅セール」って本当にやってたの?
A: はい、本当に実施されていました。浅野さんが提案した企画で、不謹慎と捉えられることもある中、逆に“尖ったセール”としてファンの印象に残ったようです。話題性とユーモアを大切にするズーティーらしい企画でした。

Q: 社長と副社長は今後もアパレル事業を続けるの?
A: 現時点で明確な発表はありません。ただ、記事内でもご紹介した通り「ゼロからまた始める覚悟」を感じさせる発言も多く、ファンとしては今後の再始動に期待したいところです。

まとめ

今回の記事では、「イーザッカマニアストアーズ」を支えてきた社長・副社長のおふたりと、そのブランドが歩んできた軌跡、そして閉店に至るまでの背景をお届けしました。以下に要点をまとめます👇


  • 社長・今石雄介さんは、組織改革やブランドのビジョンを担ってきた仕組み派のリーダー
  • 副社長・浅野かおりさんは、人見知りながらも現場を大事にし、個性や“面白さ”を発信してきた実践派
  • 「ズーティー」は神戸発のファッション企業で、20年以上ECと店舗の両軸で展開
  • 売上は安定していたものの、コスト増・競争激化により2025年に破産
  • 最後までファンに寄り添う姿勢が貫かれていた

イーザッカマニアストアーズは閉店となってしまいましたが、その精神やスタイルは、きっと多くの人の中に残っているはずです。

これからも、今石さん・浅野さんがどこかで新しいチャレンジをしてくれることを楽しみにしたいですね✨

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